$1/$2のハンドで$4のUTGストラドルが認められている場合、まだチップを入れていないプレイヤーがコールに必要な額は$4になります。プリフロップの最初の行動者はストラドラーの左隣に移り、順番が戻るとストラドラーにも行動の機会があります。PokerStarsのストラドル解説はこの一般的な形を説明する一方、手順は会場ごとに異なると注意しています。
ストラドルは強制的なビッグブラインドでも、カードを見た後の通常のレイズでもありません。テーブルが認める場合に、所定のタイミングで宣言して置く任意の追加ブラインドです。この記事ではキャッシュゲームのライブUTGストラドルを一例として説明します。すべてのルーム、トーナメント、オンラインテーブルで利用できるという意味ではありません。
そのハンドだけの「第3のブラインド」――テーブルのブラインド額は変わらない
ストラドルのない$1/$2卓ではSBが$1、BBが$2を置きます。レイズがなければ、まだチップを入れていないプレイヤーがコールする額は$2です。ライブのUTGストラドル$4が入ると、その額は$4になります。SBのBenが置いた$1とBBのChenが置いた$2もポットに残り、二人が行動するときの差額に反映されます。
ストラドルはカードを見る前に置きます。ポケットエースを見てから、さかのぼってUTGストラドルを宣言することはできません。対象となる席、金額、宣言のタイミング、再ストラドルの可否、行動順はテーブルによって異なります。チップを置く前にディーラーに確認してください。特にボタン・ストラドルやミシシッピ方式に、UTG方式の行動順をそのまま当てはめてはいけません。
| 質問 | 通常の$1/$2ハンド | 実例としてのライブUTGストラドル |
|---|---|---|
| 通常のブラインド | SB $1、BB $2 | SB $1、BB $2のまま |
| 任意の追加ブラインド | なし | UTGがカードを見る前に$4を置く |
| 未投入のプレイヤーが最初にコールする額 | $2 | $4 |
| プリフロップで最初に行動する席 | UTG | ストラドラーの左隣で参加中の最初の席 |
| 順番が戻ったときのライブブラインドの選択権 | BB | UTGのストラドラー(ハウスルールに従う) |
| フロップ以降で最初に行動する席 | ボタンの左隣で参加中の最初の席 | ボタンの左隣で参加中の最初の席 |
最後の行はポジションに関する誤解を防ぐために重要です。標準的なUTG方式では、ストラドラーはプリフロップで順番が戻ったときに行動できますが、ボタンの位置は変わりません。フロップ以降は通常どおりボタンを基準に行動します。席順はポーカーのポジション、通常のブラインドはポーカーのブラインドを参照してください。
誰が先に行動する? ストラドラーの選択権はいつ使える?
標準的なUTG方式では、プリフロップの行動はストラドラーの左隣から時計回りに進みます。SBとBBはフォールド、差額のコール、レイズを選びます。順番がUTGのストラドラーに戻ったとき、置いた$4はすでにポットに含まれています。誰もレイズしていなければ通常はチェックかレイズを選べます。レイズがあれば、その新しい額にどう対応するかを決めます。
ストラドルのないハンドでのBBの選択権に似ていますが、実際のハウスルールが優先します。PokerStarsの説明では、認められたUTGストラドルの場合、ストラドラーがプリフロップで最後に行動するとしています。Stones Gambling Hallの解説も、従来のUTG方式とボタン/ミシシッピ方式を区別しています。別方式の行動順を判断するのに、このページのUTG図を流用しないでください。
確認すべきなのは「通常のUTGは誰か」ではなく、「このテーブルでストラドルが有効なとき、プリフロップはどの席から始まるか」です。ストラドラーがレイズに対してフォールドしても、すでに置いた$4は、フォールドしたブラインドのチップと同じくポットに残ります。
$1/$2の2つの例:ストラドルの有無でポットはどう変わる?
以下は仕組みを示すための例であり、推奨プレーではありません。6人卓の席順は時計回りにAva(BTN)、Ben(SB)、Chen(BB)、Dana(UTG)、Eli(HJ)、Farah(CO)。アンティ、レーキ、オールインはなく、全員のスタックは必要な額をカバーしています。Farahは両方の例で、そのハンドのライブのコール額の3倍にオープンします。ストラドルなしなら$6、$4のライブ・ストラドルありなら$12です。続行するプレイヤーも例によって変えているため、戦略上の優劣ではなく、コール額と実際の投入額を比較してください。
| アクション | ストラドルなし | ライブ $4 UTG ストラドル |
|---|---|---|
| 配札前の投入 | Ben $1 + Chen $2 = $3 | Ben $1 + Chen $2 + Dana $4 = $7 |
| 最初のアクション | Danaがフォールド;Eliがフォールド | Eliがフォールド;Danaは順番が戻るのを待つ |
| Farahのオープン | $6にレイズ | $12にレイズ |
| ボタンのAva | $6をコール | $12をコール |
| BenとChen | Benがフォールド;Chenが追加の$4をコール、合計$6 | 両者ともフォールド;$1と$2はポットに残る |
| 順番が戻ったDanaの行動 | すでにフォールド | 追加で$8をコール、合計$12 |
| プリフロップ終了時のポット | Farah $6 + Ava $6 + Chen $6 + Ben $1 = $19 | Farah $12 + Ava $12 + Dana $12 + Ben $1 + Chen $2 = $39 |
ストラドルありの例ではポットが$20大きくなります。しかし、$4のポストだけで差額が生じたわけではありません。ライブのコール額が$2から$4に上がり、Farahのオープン額とその後のコール額も増えています。ベットサイズやコールする人数が変われば結果も変わります。ポットの検算では、各人の投入額を一度だけ足します。
ストラドルなしのプリフロップはDanaから、DanaがライブUTGストラドルを置いた場合はEliから始まります。フロップ以降はボタンのAvaを基準に、左側でまだ参加している最初のプレイヤーから行動します。前者ではChen、後者ではDanaです。どちらも、残ったプレイヤーの中ではBTNのAvaが最後に行動します。
ライブのコール額とスタックの深さ
$1/$2のハンドにライブのストラドル$4が入ると、通常、そのハンドでまだチップを入れていないプレイヤーのコール額はBBの2倍になります。$200のスタックは$200のままです。通常のBB $2を単位にすれば100 bb、ライブ・ストラドル$4を単位にすれば50単位。後者は$12のオープンや$39のプリフロップポットをスタックと比較するための表現であり、テーブルが$1/$2から変わったという意味でも、特定のポット額を保証するものでもありません。
| 比較 | 算術 | 意味 |
|---|---|---|
| $200を通常のBBで換算 | $200 ÷ $2 = 100 bb | テーブルのBBは$2のまま。 |
| 同じ$200をストラドル単位で換算 | $200 ÷ $4 = 50 | $4のライブ・ストラドルがある、このハンドだけの比較単位。 |
| 二つの例のプリフロップポット | $19 と $39 | この例の行動による結果で、すべてのストラドルポットに共通しない。 |
ストラドラーもカードを見る前にチップを投入しています。プリフロップで最後に行動できれば他のプレイヤーの初動を見られますが、フロップ以降は早い順番で行動する場合があります。ストラドルが利益につながる保証はありません。ここで示すのは、コール額、行動順、スタックとポットの関係の変化です。置くかどうかはルームの規則と自身が許容できるリスクに照らして判断してください。
UTG・ミシシッピ式・ボタンのストラドルを同じルールで扱わない
このページはUTG方式を例にしています。一部の会場にはミシシッピ式やボタン・ストラドルもありますが、対象となる席やプリフロップの行動順は異なり得ます。特にボタン・ストラドルでは、SBから始まるのか、まだチップを置いていない次の席から始まるのか、別の席から始まるのかを確認する必要があります。UTG方式の順番を流用せず、会場の書面によるルールかフロアの裁定を確認してください。
| バリエーション名 | 名称が示す内容 | このテーブルで確認すべき事項 |
|---|---|---|
| UTG | BBの左隣から置く追加のライブブラインド | 宣言時点、金額、順番が戻ったときの選択権、再ストラドル |
| ミシシッピ式 | 会場によってはUTG以外の席も対象 | 対象席、複数人が宣言した場合の優先順位、行動順 |
| ボタン | 認められる場合にボタンから置く追加ブラインド | プリフロップの最初の行動者、SB・BBの対応、ボタンの宣言の優先順位 |
この表は確認すべき項目を示すもので、共通ルールの一覧ではありません。最低額や最高額も異なる場合があります。PokerStarsの概要では$1/$2卓の$4ストラドルを一般的な例として挙げつつ、カジノでの確認を促しています。実際のハンドには、そのテーブルの現行ルールが適用されます。
具体的な公開手順の一つとして、BCLCの「ミシシッピ・オプション付きテキサス・ホールデム」ルールではボタン・ストラドルを認め、SBから行動を開始すると定めています。これはBCLCの該当ゲームに限るルールであり、すべてのボタン・ストラドルに当てはまりません。
チップを置く前に確認したい5つのこと
- このテーブル、このハンドでライブ・ストラドルは認められるか?
- どの席が置けるか? いつ宣言する必要があるか?
- 許される額はいくらか? 再ストラドルは可能か?
- プリフロップは誰から始まるか? 順番が戻ったとき、ストラドラーには選択権があるか?
- ブラインド、ボタン、後続のストリートに特別なルールはあるか?
答えが分からなければ、チップを置いてからルールを推測せず、先にディーラーへ確認してください。ストラドルには実際のコストがあります。通常の行動順は初心者向けホールデムガイドで解説しています。このページは任意の追加ブラインドに絞ったもので、Poker-Eyeや特定のポーカールームが現在ストラドル機能を提供しているとは主張しません。
出典と範囲
- PokerStars Learn: ポーカーにおけるストラドルとは? — 一般的なライブゲームにおけるUTGの第3のブラインド、$1/$2から$4までの例、および会場ごとのルールの違いについて解説しています。この解説記事は、すべてのポーカールームに共通するポリシーを示すものではありません。
- Stones Gambling Hall: ストラドルとは? — 会場側が作成した、伝統的なUTG、ミシシッピ、およびボタンでのバリエーションに関する説明。具体的な現在のテーブルでの手順については別途確認してください。
- BCLC テーブルゲームのプレイルール、第17条 — ボタンの適格性およびプリフロップの最初のアクションに関する、テキサス・ホールデム(ミシシッピ方式)の具体的な手順が記載されています。他の会場のルールではありません。
$19/$39のポットおよび100/50のスタック単位の数値は、明確に定義された例および再現可能な計算結果であり、カジノでの実際の結果や収益の予測ではありません。

